試飲ができる、ゆっくり選べる、だから見つかる!
あなたにぴったりのお酒に出逢える、こだわりのお酒専門店「SAKEOH 酒逢(さけおう)」です。

大好評のうちに「いも祭」は閉幕しました。

いも祭2日目_大好評
本日も大勢のお客様にご来店頂き、またお褒めの言葉をたくさん頂きました。嬉しい限りです。
「お酒と出逢ってOH!と笑顔になれる場所」になる、そんな願いを込めてSAKEOH酒逢を立ち上げた甲斐があったというものです。
ぐいっと飲んでからの…
いも祭2日目_笑顔2
この笑顔!
いも祭2日目_笑顔
楽しんで頂けたようで、主催者冥利に尽きます。

蔵元直伝のお湯割りの作り方、公開しちゃいます。

いも祭2日目_秘伝
もともと、今回の企画は「焼酎のお湯割りは注ぎ方ひとつで味が全然違うんっす」という、小正醸造の小正さんの一言から始まったのですが、今回2日間を通して写真を撮りまくり、なんとかブログでもお伝えできるかな〜という何枚かが撮れましたので、写真と共に解説したいと思います。

まずは水、水道水と仕込み水じゃ全然違う

なんかもう、仕込み水は本当にマイルドになります。口当たりが超やさしいです。
「なかなか仕込み水など手に入らないよ」、とお嘆きの方、当店で売ってますので是非ご来店下さい。
「そうそう金町まで行ってらんないよ」という方、近日中にネットショップを開きますので今しばらくお待ちください。

お湯が先で焼酎が後

比重が違うらしいです。文系なので難しいことは知りません。小正さんを信じます。
お湯は80度くらいが最適だとか。そうすると焼酎の方が80度のお湯より重い、だからお湯の中にグイグイ入りこんで自重で勝手に混じっていく。
これが逆だと、お湯の方が軽いから自重に任せた混ざっていかない、お湯で焼酎をフタしてるような状態になっちゃう。だからといってマドラーでかき混ぜたとしても、うまい具合に馴染まない。

お湯を入れて焼酎を入れる、ドバっと入れずにそぉぉぉぉ〜っと入れる

いも祭2日目_注ぎ方ドバドバ
上の写真のようなのは入れ方はダメ、絶対。ドバドバかっこわるい。

下のような感じでそーっと注ぐ。
いも祭2日目_注ぎ方そーっと
そうすると、下の写真のような混ざり方になります。焼酎がお湯の中で、細かく混ざって行ってる感じが見てわかりますでしょうか?
いも祭2日目_理想の混ざり方
この状態がベストなんです。
実際、試飲会参加者は全員一致で、やはり「この作り方の方が美味しい!」とご賛同頂けました。
如何でしょうか?試飲会に来れなかった方、是非ご自宅で試してみて下さい。

それでは恒例の「いも祭」芋焼酎総選挙結果!

恒例となりました人気ランキング、以下発表します。

第5位:黄猿(小正醸造)
いも祭り2日目_0047828
完熟させた黄金千貫を使用した、濃くてフルーティな芋焼酎。
個性の強い味と、目を引く黄色のパッケージで堂々の5位入賞でした。
ちなみに講師の小正さんが「ライチのような味」って何度も形容されていたんですが、ライチの味はしなかったんだよな〜。(ごめんなさい)まぁ味覚は個人差がかなりありますので難しいですね。
ライチの味はしないですが非常に美味しいです。特にお湯割りにすると味が広がってなお良し。
当面試飲を出しますので、味を見てみたい方は是非ご来店下さい。

第4位:さつま紅小鶴(小正醸造)
いも祭り2日目_0047829
焼き芋用の「紅さつま」を使った芋焼酎。
お客様で「焼き芋のお芋の味がする〜!」とおっしゃった方もいらっしゃいました。とてもスウィートな芋焼酎です。
お湯割りも美味しかったですが、今度ロックで試してみたいと思ってます。
強い甘みと香りが特徴です。

第3位:紫師魂(小正醸造)
いも祭り2日目_0047830
堂々の3位入り、貫禄です。お湯割りというテーマでは特に鬼に金棒状態、私は1位になると思ってました。
先日のエントリにも書いたのですが、「芋焼酎はちょっと…」とネガティブな印象を持たれているお客様にはまずこれの試飲を勧めており、今まで何人も「え?ナニコレ?これで芋焼酎?美味しい!」とびっくりさせてきた商品。
今回のお湯割り講習では、水道水と仕込水の違いをしっかりと感じて貰うために、特別に香りが高く繊細なこの「紫師魂」をコントロール品として採用したくらいです。
やはり美味しいものは誰が飲んでも美味しいんですね。

第2位:蔵の師魂(小正醸造)
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「蔵の師魂」シリーズの正統派、というかブランドシリーズの名を冠する商品。
正統派のこれぞ芋焼酎という味ではあるのですが、いわゆる「芋焼酎」と比べると香りと上品さがワンランク上な感じ。酒逢店主はロックで飲むのが大好きです。

第一位:師魂蔵 試験醸造 紅おとめ(小正醸造)
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試験醸造品の「師魂蔵」、原料は「紅おとめ」を使用しています。
味ももちろん美味しいのですが、ワークショップ中に何度も「試験醸造」「数量限定」「通常販売はしていない」と説明があったのと、試験醸造っぽい商品ラベルがことさら「今しか買えない」感をかきたてたのかも知れません。3本まとめ買いをされてる方もいらっしゃいました。
とっても美味しいので、是非商品化をして欲しいです。

ということでTOP5は、なんと小正醸造さんの商品が独占しちゃいました!

この人気集中ぶり、品質はもちろん、小正さんの誠実な人柄の影響も大きかったように思います。

せっかく講師として来てくれた小正醸造さんの人気ぶりにミソつけて、他の銘柄に対してフォロー入れる訳では決してないのですが、やっぱり生産者の顔が見えるってのはとっても大きいんだと痛感しました。
ワークショップを通じて、本当に丁寧な説明を行なってくれて、質疑応答にも誠実に対応してくれて、何よりにじみ出る「とてもいい人」な人柄が参加者の皆さんに伝わったことで、普通の「焼酎」が「焼酎+α」のより価値があるモノになったのではないかと思います。

今後もお客様と消費者の間を縮め、相互に顔が見えるようになる取り組みを行なって行きたいと思います。

ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。

オープンから2ヶ月で既に3回のイベントを駆け足で行ってきましたが、本当に毎回学ぶことが多いです。
今後もSAKEOHでは、少なくとも月に1回は何らかのイベントを開催する予定でおります。
冒頭でも書きましたが「お酒と出逢ってOH!と笑顔になれる場所」になるために、もっともっと頑張って参りますので、今後ともよろしくお願いします!

それでは