結果はこちら

入賞蔵全てのリストはこちらからチェック。(リストにあるのが入賞、☆が金賞受賞)

もちろん当社、SAKEOH酒逢で取扱いのある蔵元様も多数入賞されています。
そのうち栄えある金賞を受賞された蔵元様をリストアップしてみました。

写真をクリックするとpdfが開きます。(pdfが見れない方はこちら
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当店取扱の15蔵が金賞受賞。嬉しい限りです。

それはめでたい。だけど全国新酒鑑評会って何?

きっとそんな方もいらっしゃると思うので、簡単にご紹介。

全国新酒鑑評会とは

酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が共催する、日本酒業界の方々は結構注目している権威あるお酒のコンテストなんです。
以下、酒類総合研究所さんのサイトからの引用です。

平成26酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。  現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会であり、製造技術と品質の向上に果たす役割は極めて大きいものがあると考えています。

 

工場ごとにエントリーすることが可能

ですので、複数工場をお持ちのしている蔵元さんは、複数の蔵でエントリーすることも可能。例えば出羽桜であれば「天空蔵」「山形工場」で2つエントリーして、両方金賞を受賞してます!凄い!

審査のプロセス

まずエントリーすると「予審」と呼ばれる審査があります。それをパスすると「入賞」となる。
そこから再度、「結審」と呼ばれる審査を経て、「入賞酒の中でも、特に秀逸なお酒」が選ばれ、栄誉ある「金賞」となります。  

色々言われていますが、やっぱり権威ある鑑評会です

どのように色々言われているのか、それに対する反論も含めて、wikipediaから引用。

問題点
いまなお鑑評会の在り方についてはおおまかに以下のような批判意見がある。
● 鑑評会では唎き酒として対象の酒を呑み込まず、味と香りを鑑評したあとは吐き出してしまうので、呑みこんだあとの味や返り香が評価から捨象される。

● 出品酒はたいてい大吟醸・純米大吟醸になるので、吟醸酒以外の酒が晴れの舞台に出ない。

● 出品酒はその製成所(蔵)の造った最良な一部分に過ぎず、一般には出回らないため、いくら「金賞受賞」などとラベルを貼って同じブランドで流通させても、一般消費者がその蔵の良し悪しを見極める目安にならない。

●一部の専門家だけが密室で酒の評価を決めている。

これらに対する反論としては、おおよそ以下のようなものがある。
● 鑑評会は杜氏、蔵人たちの間で大いに励みや目標となっている現実を考えれば、これをなくしてしまうことはできない。

● たとえ市販酒と出品酒が違うものであっても、鑑評会はちょうどクルマの世界でいえばF1レースのようなもので、ある程度まではその蔵の技術のレベルを物語る指標となる。

● 最近は鑑評会の出品方法も工夫され、吟醸酒以外の酒も然るべき平等な条件で競えるようになってきている。

● 近年は一般消費者も新酒の評価に参加できるように、賞の授与が行われたあとに各地域の国税局の主催で「きき酒会」などが行われている。

なんにせよ、入賞された皆様、おめでとうございます!

という事で、平成26酒造年度の新種鑑評会結果のニュースに絡め、簡単に新酒鑑評会に関してのお勉強でした!