試飲ができる、ゆっくり選べる、だから見つかる!
あなたにぴったりのお酒に出逢える、こだわりのお酒専門店「SAKEOH 酒逢(さけおう)」です。
ソーシャルでは既に色々情報発信は始めていますが、ブログに何か書くのは本年はこれが最初です。ブログだけを見てくれていらっしゃる方(いるのかな?)、あけましておめでとうございます。昨年中は大変なご愛顧を頂きましてありがとうございます、本年も宜しくお願い申し上げます。
記事のタイトルを見て「SAKEOH酒逢の試飲会って何?」って思った方は下記リンクをご参考にして下さい。
■ 酒逢が定期的に開催している試飲会・イベントの記録はこちら
■ 当記事にて取り上げる試飲会「正月のお酒が見つかる祭2016」に関してはこちら
今回は告知記事へのブログアクセス、Facebookでのいいねの数、ともに過去最高を記録し反響が非常に大きかったこと。また試験的にアルバイトの方にお手伝いをお願いした事もあり、実は結構不安な部分も多かったのですが、ふたを開けてみれば大きなトラブルどころか、とてもスムーズに運営する事ができました。
ご参加頂いた皆様、ご協力・お気遣い頂きましてありがとうございました。また、手伝ってくれたアルバイトの皆様、本当に助かりました。お陰様で素晴らしいイベントになりました。本当にありがとうございました。
試飲銘柄
日本酒・焼酎ともに、『ロングランの正月休みに飲み疲れしない』というテーマで全国から厳選しました。
日本酒
番号は北から順に、番号に丸シールが付いているのはお燗推奨な銘柄、丸シールふたつはお燗しなきゃダメ、絶対な銘柄です。
焼酎
41番の横に見えるのは黒じょか、そしてその横にあるのが軽量グラスこれで美味しいお湯割りが作れるんです!
お酒のリスト
かなり多めに在庫を準備し、途中に幾度も補給をしたのですが、それでも欠品となってしまった銘柄もいくつか…。最終的には6日間トータルでの試飲リストはこんな感じでした。
写真をクリックするとpdfが開きます。pdfが見れない方はこちら→(1ページ目、2ページ目)
進化を続けるセルフお燗器『酒逢号3.0』
酒逢号1.0→お燗ニーズの無い夏場に放っておいたら、乾きすぎてタテにバキッと割れて修理不能
酒逢号2.0→取り急ぎ復活
酒逢号3.0→2016年11月末の九州出張で、お世話になった蔵元の皆様に焼酎お湯割りの美味さを身体に叩き込まれ、急遽焼酎のお湯割りを作れるように改良←今ここ!
今回も大人気、酒逢号の周りには人だかりが絶えることがありませんでした。
イベントの様子
2016年12月26日(初日・月曜日)
2016年12月27日(二日目・火曜日)
2016年12月28日(三日目・水曜日)
2016年12月29日(四日目・木曜日)
この日は特に、バタバタし過ぎて、まともに撮れた写真がこの一枚だけ…、あとはブレブレでお見せ出来ない画質でした。ご参加頂いて写真撮影まで許可して頂いたのですが、大変失礼致しました。
2016年12月30日(五日目・金曜日)
2016年12月31日(六日目・土曜日・大晦日・最終日)
遂にSAKEOH酒逢の試飲会にもグローバル化の波が!アメリカから観光に来ていたお友達4人でご参加頂きました。
外国の方はまぁ当然なんですが日本酒に馴染みがある訳ではないので、大量にならんでる試飲銘柄を見て「はて、どうしようか」って困ってる空気。しかし私もレジやらラッピングで忙しく、あまり日本酒の説明もできない、どうしようかと思ってたんですが、なんと幸運な事にお客様に『私、通訳やってるんですけど手伝いましょうか?』と手伝って頂きました。お陰様でご満悦な感じで楽しんで頂けました。その節は本当にありがとうございました!
人気ランキング(6日間総計)
ご参加頂いた方にお願いしているアンケートの集計結果をまとめました。(表示価格は全て税込みです)
No.10 菱屋 特別純米 フェニックス(菱屋酒造/岩手)
田酒を育てた純米酒の神様と呼ばれる名杜氏『辻村勝俊』氏が3.11の津波に依る被災を乗り越えて醸す「再生・復活」の旗印となる酒。程よい酸味とキレイな飲みくちがじわっと染みる逸品。
(大瓶:2,635円 / 中瓶:1,231円)
No.9 月中天 無濾過純米生原酒 山田錦 紫ラベル(西野金陵/香川)
口当たりはトロッと柔らかく、上品な香りと甘さなので非常に飲みやすいが、しかしそこはさすがの酸味を追求する西野金陵、1.7と実は酸度高め、なので色々な食事と合わせやすい『上品な食中酒』
(大瓶:3,186円 / 中瓶:1,620円)
No.8 一乃谷 大吟醸 斗瓶中取り 無濾過生原酒 完美 (宇野酒造場/福井)
兵庫県産山田錦、しかも全量。精米歩合35%。斗瓶中取り…。新酒鑑評会にでも出すのかとツッコミを入れたくなるような贅沢な米を贅沢に使った贅沢なお酒なんですが、価格を聞くと本当にこの値段で間違ってないんですか?と心配になる、そんなコスパ最高なお酒。味はもちろん文句の付け所の無い正に『完美』。上品に香り、ほのかに甘くてキレが良い素晴らしいお酒です。
試飲会3日目には完売してしまって、それ以降はアンケートでポイントが入って無いんですが、それでも堂々の8位。売り切れなかったらNo.1の評価だったかもしれません。残念ながら全て完売、また飲みたい方も来年の冬までお待ち下さい。
No.7(同票数3銘柄)
7-1 白瀑 純米大吟醸 美山錦(山本合名会社/秋田)
キレイな酒質で「ほんのり軽快な甘さ」と「爽やか吟醸香」が最高のレベルでまとまっている何杯でもいけちゃう危険なお酒。毎年当店では、特に年末にとっても売れる「ちょっと贅沢で飲みやすいお酒」の代表。
何やらもうすぐ終売になるとかならないとか不穏な話を耳にしますが…どうなんでしょうか?個人的には終売にしないで欲しいです。
(大瓶:3,908円 / 中瓶:1,954円)
7-2 白瀑 純米生 にごり酒 「ど」 (山本合名会社/秋田)
もろみ沢山クリーミー、だけどシュワシュワでさっぱり飲める純米生にごり酒。視線を集めてしまう、こってり大盛りなもろみの量と、そのユニークなネーミングで毎年大人気の逸品。これも終売のウワサが…
(大瓶:2,468円 / 中瓶:1,234円)
7-3手取川 あらばしり 大吟醸生酒 (吉田酒造/石川)
「あらばしり」とは、お酒を搾る時に最初にでてくる部分のこと。荒々しく、香りがフレッシュで香りが強い部分です。
香りが良くてキリッとしててキレも良い。インパクトも充分あるけど、飲み飽きしない。当店でもロングセラーであり、且つ大人気商品。さすが大吟醸、さすが生酒、そしてさすが「手取川」!手間とコストをかけただけある、上品で香り高い逸品。
(大瓶:3,402円 / 中瓶:1,701円)
No.4(同票数2銘柄)
4-1 片野桜 特別純米 無濾過生
ボディしっかり、甘味もしっかり、なによりも酸味が印象的。なので例えば肉系や濃い味の料理との相性がばっちり。大阪の酒だからという訳ではないのですが、極個人的な感想としてはこのお酒はお好み焼やたこ焼きなのでソースかける粉もの系との相性バツグンです。
(大瓶:2,808円 / 中瓶:1,404円)
4-2 繁桝 純米大吟醸 にごり酒 生々
コスパ高過ぎな純米大吟醸生酒。にごり酒のとろっと感、爽やかな香り、上品だけどしっかりある甘みのバランスが秀逸。なにかこう…、たくさん人が集まるような時に、みんなでパーっと飲みたいような、万人受けするタイプ。
同票数4位ではあるのですが、この銘柄も差し替え品として後半三日間しか登場してないので…、6日間通しで得票を集めていたのであれば、一位であってもおかしくなかったです。
(大瓶:2,646円 / 中瓶:1,323円)
No.2 霧筑波 大吟醸 紺ラベル
霧筑波ブランドの30周年を記念して、高い酒質&お値段は消費者還元でかなりリーズナブルな『30周年酒』を発売したところ、あまりにも評価が高過ぎて、各方面から再発売・定番化を求められ、この度発売される事になった霧筑波入魂の新商品。
もちろんお値段は据え置き、「30周年だからってあの価格で出したのに…」という蔵元のボヤキが聞こえて来そうな、コスパの良さです! 透き通る華やかな香りと、低い酸でスイスイと、どこまでいけちゃう量間違えちゃう系の危ないお酒。
(大瓶:3,300円 / 中瓶:1,728円)
No.1 出羽桜 純米吟醸 本生 つや姫
柔らかく澄んだ甘みは、つやつやしていて、甘味と旨味に富んでいる「つや姫」の特徴そのまま。高精米で飲み口かろやか・優しい口当たりで止まらなくなる逸品。この商品の日本酒とは思えない程の飲みやすさは、よく「清涼飲料水の桃の天然水みたいな、飲みやすさとほんのり甘い感じ」とお客様に説明しております。説明だけ聞くと、皆さん「ホント?」って顔をされるんですが、試飲してみると「マジだ!」とちょっとだけ驚きながらご理解頂ける、そんなお酒です。
(大瓶:3,024円 / 中瓶:1,512円)
つや姫、確かに美味しいんですけど、昔から取り扱っているド定番商品なので、人気ランキング1位になってちょっと驚いてたりします。単実の人気ランキングでは派手に1位をとったりしなかったのですが、安定的に得票を集めての栄えある1位。さすが出羽桜酒造です。
今回の人気ランキングは以上の通りでした。ご参加された方、ご自分の好みと世間の好みはどのくらい乖離していましたでしょうか?でも日本酒は嗜好品の最たるもの、他人の評価は関係ありません。自分が美味しいと思えば美味しいんです。そんなもんです。
ご参加頂いた皆様、まことにありがとうございました!
という事で、試飲会『正月のお酒が見つかる祭2016』の総まとめ報告でした。おかげさまで大盛況のうちに、無事に試飲会を終了させることができました。ありがとうございました。
次のこのタイプの試飲会は『花見にぴったりの日本酒試飲会2017』(昨年の試飲会告知はこちら、試飲会の様子はこちら、人気ランキング結果はこちら)になるのですが、今年は別タイプのイベントをドシドシやっていくつもりです。取り急ぎ、2月24日(金)25日(土)の夜には、「お燗比べの会」(仮題:燗くら〜べ2017・冬)を開催する予定です。お知らせは近日中に公開しますが、気になる方は予定開けといて下さい♪
本年も、こだわりのお酒をもっと身近に、もっと気軽に、もっと楽しく感じて頂けるように粉骨砕身頑張って参ります。何卒一層のご愛顧を頂けますようお願い申し上げます。
それでは!
コメント