この記事は金町の酒販店SAKEOH酒逢(さけおう)が主催する「花見にぴったりの日本酒試飲会」に関するレポートです。
そもそも「花見にぴったりの日本酒試飲会」って何?という方、どんなテーマだっけ?という方は下記エントリをまずご確認下さい。
★ 企画趣旨に関して
★ 試飲銘柄に関して
花見試飲会、連日盛況です。ありがとうございます。

ちょっとバタバタしすぎて、「大盛況」な写真を撮れてませんでした。この写真は本日の試飲会開始直後のまだ余裕がある時のものです。
ご参加頂いた方々、本当にありがとうございました。
本日は昨日よりも更に多く、また近隣や遠方から、本当にたくさんの方にご来店頂きました。試飲会や、試飲テーマに関するお褒めの言葉、「この酒屋には期待してるから!」という熱い応援メッセージ頂きまして、嬉しい限りです。
いきなりですが、人気ランキングいきます。
連日のブログ更新で話すネタが尽きた…訳では決してなく、ランキング発表後にご説明したい事がありますので、無理矢理ですが3月22日の人気ランキングに移ります。
SAKEOH酒逢 花見酒TOP10@3/22
昨日はTOP5と言いながらTOP8銘柄という中途半端な発表となり、A型としては許せない部分がありました。本日からTOP10銘柄の発表とします。
(このランキングは参加された皆様の「31銘柄中、もっとも美味しかった3銘柄」アンケートの集計結果です)
TOP8、9、10(同票数3銘柄)
かたの桜 特別純米 無濾過生原酒:山野酒造(大阪)

昨日もランクインしていたこの銘柄、スウィートな味が女性に人気です。蔵元に方が見ていたら失礼になってしまうかもしれないのですが、この「かたの桜」ブランドを初めて見たという方は非常に多く、「でもすごい美味い!」と、クオリテイの高さに皆さんびっくりされてました。
栄光 純米吟醸 松山三井 無濾過生:栄光酒造(愛媛)

12月に開催された「正月のお酒が見つかる祭」では、人気順第二位の高評価を頂いたこの銘柄。昨日あまり評価されていなかったのが不思議だったのですが、やはりランキング入りしてきました。
木村物語 奇跡のにごり酒:宮下酒造(岡山)

こちらも女性から支持を集めていたように思います。ちなみに私の妻も大好きなこの銘柄、昨日人気No1だった「極聖」の宮下酒造さんの商品、さすがです。
今ブログを書いていて、「木村物語」のイントネーションが「おしりかじり虫」と同じ事に気付きましたが、それはどうでもいいことです。失礼しました。
閑話休題、ランキングを続けます。
TOP5、6、7(同票数3銘柄)
白龍 純米吟醸 しぼりたて直汲み 生原酒:吉田酒造(福井)

この銘柄は、12月開催の「正月のお酒が見つかる祭」に、試飲銘柄として出したかったんだけど、売れ行きが良すぎて試飲会前に欠品してしまい出せなかった、いわくつきのお酒。ちゃんと試飲会で晴れて紹介することができ、ランクインも果たして私も嬉しいです。
豊の梅 純米吟醸 吟の夢仕込み:高木酒造(高知)

この銘柄は飲食店で日々日本酒に関わるお仕事をされているような、いわゆる日本酒通の方から特に好評な銘柄。やはり実力派、堂々のランクインでした。
作(ざく)純米酒 恵乃智(めぐみのとも):清水清三郎商店(三重)

今回初お披露目の「作」(ざく)シリーズ。ガンダムファンから火が付いたこのブランドですが、既に全国区の知名度。本日の会場でも「お、ザクじゃん。やっぱり美安定して美味しいね」というようなお客様の声をたくさん耳にしました。
TOP4
豊の梅 純米吟醸 松山三井 生酒:高木酒造(高知)

豊の梅ブランドから、もう一品のランクイン。5,6,7位だった「豊の梅 純米吟醸 吟の夢仕込み」よりも、より万人受けする味ですので、順当な4位かと思います。
TOP3
作(ざく)純米吟醸 雅乃智(めぐみのとも):清水清三郎商店(三重)

「作」(ざく)の2銘柄、ともに上位ランクインしちゃいました。さすがです。アンケートのコメントでも「べた褒め」される方が多くいらっしゃいます。なんて褒めていたかは、まだナイショです。
TOP2
大吟醸 能代 花散里(はなちるさと):喜久水酒造(秋田)

商品ラベルからは「大吟醸」であることも、「花散里」という商品名すらもなかなか見つける事が難しい、商売っ気なさすぎのような気がするこの銘柄。しかし試飲するとこの高評価。当店でも、決して安くない2730円(4合瓶)、5000円(一升瓶)という価格にも関わらず、この味にハマってしまう中毒者、ではなくリピーターのお客様が後を断たない、非常に魅力ある商品。貫禄の2位です。
TOP1
極聖 純米大吟醸 斗瓶取り:宮下酒造(岡山)

ダントツです。12月開催の「正月のお酒が見つかる祭」でも途中で欠品しといて売上1位、今回の花見酒試飲会でも初日第一位でした。このまま明日もぶっちぎって人気No.1独走でしょうか…。
という事で、本日のランキングも味に関する表現を一切無しで書ききりました。
昨日も書きましたが、「味の表現」は試飲ができない場合の最終手段です。
試飲会は明日までやっておりますので、興味のある方は是非ともご参加下さい。
このランキングから分かること、それは…
お酒との出逢いは、本当に一期一会だと言うこと
昨日に名前の上がらなかった銘柄が急に今日は評価されたりしています。例えば二位の「大吟醸能代 花散里」と5,6,7位の「白龍 純米吟醸 しぼりたて直汲み 生原酒」ですが、これは昨日はランキングに入ってもいないし、アンケートでこの銘柄を挙げた声自体が少なかった。
ではどうしていきなり今日は評価されているのか?理由は誰にもわからないのですが、この2銘柄に関しては、試飲会の途中、一番参加人数が多かったあたりで、昨日からの試飲の瓶を飲み干したので、新しい瓶を冷蔵庫から出して開けました。その際に「やっぱり冷たいと美味しいね」というご感想を頂いたのも覚えています。 推測に過ぎませんが「新しい瓶が来た」という感覚、直後に感じた「冷えてて美味しい」というイメージを鮮烈に覚えていた方が、アンケートに書いたとも思えます。
自分が思う「美味しいお酒」は、自分でしか見つけられない。
事程左様に、人間の味覚は温度やイメージに影響され易いですし、味覚に対する記憶も同様です。ですのでこのブログでアンケート集計結果を見て「この上位のお酒が美味しいお酒だったんだ」と認識されるのは間違いであり、きっと「あなたにぴったりのお酒」は試飲会にご参加頂いて実際飲んでみないと見つからない、のだと思います。
「この銘柄、全然知名度ないけどびっくりするほど美味しかった」「結構雑誌とかで見かけるけど大したことないじゃん」「有名な蔵元のお酒はやっぱりスゴイ」など、ポジティブでもネガティブでも、こういった自分の体験や感覚に基づいた発見が、少なくとも私はお酒を飲む上で、一番楽しい事だと思っていますし、こういった楽しみ方を提案しています。
明日3/23、花見酒試飲会の最終日です。
という事で、未知の酒体験に満ち溢れたこの企画も遂に明日で最後となってしまいました。折角の機会ですので、ご都合の付く方は振るってご参加して頂ければと思います。
明日、お会いできる事を心よりお待ちしております。
それでは!



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