毎回大好評を頂いているプレミアムな夜試飲会「SAKEOH PREMIUM」3回目のゲストはあの甕雫(かめしずく)の蔵元「京屋酒造」さん。せっかくの機会ですので『京屋酒造』について深く知ろう!という「予習テキスト」的な趣旨で、深〜く掘り下げてご紹介しようと思います!


『その前に「SAKEOH PREMIUM」って何?』という方は下記のリンクをご参照下さい。:
1月開催「出羽桜酒造」告知 & 試飲会レポート
2月開催「泉橋酒造」告知 & 試飲会レポート
3月開催「京屋酒造」告知


京屋酒造ってこんな酒蔵

SP3京屋酒造京屋酒造玄関 看板

基本データ:

  • 本社  :宮崎県日南市油津2-3-2
  • 創業  :天保五年(1834年)
  • 従業員 :51名(2015年3月現在)
  • 生産量 :未公開
  • 代表銘柄:甕雫(かめしずく)

宮崎県日南市

SP3京屋酒造DSC_7293
日南市は日露戦争講和の「ポーツマス条約」締結に大貢献した外交官小村壽太郎の出身地で、ポーツマス(米国ニューハンプシャー州)と姉妹都市だそうです。(焼酎とは関係ありませんね、すいません)

実は私、まだ日南市に行ったことがなかったので、日南市は「こんな町」とお伝えできる情報をWEBで探していたところ、こんなの見つけました。

なんかこう…、行かなくてもだいたい分かる 見ただけで十分に行った気になれる素晴らしい動画だと思います。綺麗な海と豊かな自然に囲まれた、歴史と文化あふれる町で、ゆっくりと時間が流れてるっぽいです。

お酒造りの様子

SP3京屋酒造米麹造りDSC_6480 SP3京屋酒造大甕 櫂入れ

なんと京屋酒造さん自身がyoutubeに会社紹介動画をUPしてらっしゃいました。12分ほどありますのでお時間のある時に御覧ください。京屋酒造のこだわりはもちろん、基本的な焼酎の造り方の概要も理解できてしまう素晴らしい動画です。

京屋酒造といえば…

その1「伝承の大瓷による小仕込み」

SP3京屋酒造㈰京屋酒造二次仕込み場

「大瓷」による「小仕込み」??

「大瓷」なのに「小仕込み」とはこれいかに?一見矛盾しているようですがそうではなく…

  • 仕込みの瓷(約800㍑/瓷)、大きいか小さいかといえば大きいが(上の写真参照)
  • しかし現代的な焼酎生産の一般的規模感と比較すると、非常に小さい規模である

という意味。

「規模が小さい=非効率」を続ける理由

床に埋められた大瓷が約70個。京屋酒造の焼酎全ては、その大瓷を使った手仕事で造られる。頑なに大瓷を使った小仕込みにこだわる理由、それは外部から強制的に熱を加えない、奪わない「自然な発酵」をさせるため。

瓷の底にある丸みは、発酵に伴う熱でおきる内部の対流を手助けし、温度調整をしなくても、人の手で時々かき混ぜるだけで良い。

瓷ごとの微妙な味の違いが生み出す「深み」

原料の芋が大きさも味も全て不揃いなのと同じように、それを瓷ごとに仕込んでいくと、当然微妙に異なる味に。渡辺社長によれば、それら複数の瓷を一緒に蒸留して、「混ぜ合わせる事でまた味に深みが出る」との事。敢えて効率化を行わない部分を残す、それが結果として強みや特徴になる。

大ヒット商品「甕雫(かめしずく)」を生み出した渡辺社長曰く「伝統を守りつつも、そこからはみ出さないと、いずれ企業は消滅してしまう。何を残して、何を変えていくかが経営者のセンスなんだろうな」…、勉強になります。

その2「大正から使い続ける『コルニッシュボイラー』」

SP3京屋酒造コルニッシュボイラーDSC_5937
SP3京屋酒造京屋酒造 煙突

こちらは京屋酒造さんの資料(10P)からの引用です。

米や芋の蒸し上げ、甕壷の洗浄、蒸留まで製造工程でスチームの必要な場面は 数多く、コルニッシュの柔らかな蒸気は米や芋の蒸し上げに適しており、また高 温蒸留釜では直接もろみに蒸気を吹き込むため、柔らかな圧力でもろみを炊き上 げるコルニッシュと小型の蒸留器の相乗効果で深みのある味わい深い焼酎を生み 出すことができるのです。

使い勝手の悪いメンテナンスに苦労する年代物を最新型に替えることは簡単で すが、替えることで犠牲になるものがあります。犠牲の大きさと我慢の大きさを 秤にかけて、結果として古いものとうまく付き合っていく知恵と愛着を育てること ができました。

コルニッシュへの愛情は工場設備すべてに広がり、古いレンガ煙突も取り壊し をせずに強化工事で対策することになりました。手を加えて育み、良きところを 探り出し製品に生かすことが蔵の歴史に根ざした革新の根源にあると考えます。

その3「甕雫(かめしずく)」

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地元宮崎産の紅寿芋を主原料として使用し、芋の皮を手作業で剥くことで、芋焼酎らしからぬ香りとまろやかさを引き出したという看板商品の「甕雫(かめしずく)」。

  • 「瓷入り」の見た目のインパクトに惹きつけられ、
  • 「杓つき」という気遣いに心くすぐられ、
  • 飲んでみたらあまりの上品さと綺麗さ」「に心奪われ、
  • 「こないだ凄い旨い焼酎飲んだんだよ」と誰かに教えたくなってしまう、

そんな極めて完成度の高い焼酎です。
個人的にはロックで飲むのがベスト、特にお寿司との相性は最強だと思います。

そんな「京屋酒造」の商品はSAKEOH酒逢でご購入頂けます

酒逢は東京の店舗と通販サイトがあります

通販サイトでご購入可能です

京屋酒造の商品はこちらでチェックする事ができます。

もちろん店舗でも!店舗では試飲も可能です

東京都葛飾区金町にあるSAKEOH酒逢では、無料で試飲をすることができます。試飲をして選ぶので、万が一にもイマイチなお酒を買ってしまうようなことはありません。
試飲イベントも頻繁に開催しております。ぜひ遊びに来て下さい。

2015年3月14日(土)京屋酒造の福本様がいらっしゃいます!

という事で、「SAKEOH PREMIUM Vol.3 京屋酒造」の開催は来週土曜、3月14日(土)の18:00〜です。焼酎の蔵元さんを招聘するのは初めてなのでどんな事になるのか、私も楽しみにしております。

それでは!