参加するだけでその蔵の『通』になれる!と毎回大好評を頂いているプレミアム夜試飲会「SAKEOH PREMIUM」、記念すべき第10回目のゲストは400年近くの歴史を持つ福井県屈指の老舗「宇野酒造場」さん。試飲会にご参加される方もされない方も、せっかくの機会ですので「宇野酒造場」について深く知ろう!という「予習テキスト」的な趣旨で、深〜く掘り下げてご紹介しようと思います!
その前に…
『「SAKEOH PREMIUM Vol.8 一本義久保本店』について詳しく教えて!』という方はこちらの告知記事をチェックして下さい。
そのもっと前に…
『プレミアム夜試飲会「SAKEOH PREMIUM」って何?』という方は下記のリンクをご参照下さい。:
1月開催「出羽桜酒造」告知 & 試飲会レポート
2月開催「泉橋酒造」告知 & 試飲会レポート
3月開催「京屋酒造」告知 & 試飲会レポート
4月開催 真野鶴醸造元「尾畑酒造」告知 & 試飲会レポート
5月開催 「国権酒造」告知 & 試飲会レポート
6月開催 「宗政酒造」告知 & 試飲会レポート
7月開催 「西野金陵」告知 & 試飲会レポート
9月開催 「一本義久保本店」告知 & 試飲会レポート
10月開催 「小正醸造」告知 & 試飲会レポート
『一乃谷』醸造元・宇野酒造場ってこんな酒蔵

基本データ:
- 本社工場 :福井県大野市本町3-4
- 創業 :元和5年(1620年)
- 生産量 :清酒700石/年(一升瓶換算約7万本)
- 代表銘柄:一乃谷
- 関連リンク:会社ホームページ
福井県大野市

宇野酒造場が位置する『大野市盆地』は、その名の通り四方を山に囲まれた盆地。大野盆地には九頭竜川、真名川、清滝川、赤根川が南北に流れ、大野市の地下には大きな帯水層が。山間部や盆地は豪雪地帯で、上流で浸透した地下水脈が扇状地の先端である大野市街地の窪地に数多く湧水している。町のほとんどで地下水をくみ上げて使用しているほど、地下水が豊富な場所。
名水100選に選ばれた「お清水(おしょうず)」が湧き出る

御清水は、亀山の東麓の湧水帯にある清水で、かつては城主のご用水として使われていたことから、敬意を表して「御清水」あるいは「殿様清水」と呼ばれ古くから大切に保護され今に至ります。
日本有数の酒米産地

大野市と隣町の勝山市を含めた地域を奥越前(おくえちぜん)と呼び、清らかな水、肥沃な土、夏の昼夜の気温格差など、米作りに適した条件を備え、なかでも酒米「五百万石」の、日本有数の生産地として知られています。今では五百万石のみならず酒米の王と呼ばれる「山田錦」が生産されています。
蔵の歴史

約400年の伝統
なんと創業は元和5年(1620年)、プレミアム夜試飲会告知記事にも書きましたが、徳川幕府が1603年に成立してますので、そのちょっと後の創業。ゲストに来て頂ける宇野信裕蔵元はなんと20代目の当主なんです。
「一乃谷」酒銘の由来
明治以前は酒に名前がなく、屋号である「麦屋」として地元の人々に親しまれていたそうです。当時、全国を旅する俳人が酒蔵にお世話になり、そのお礼に歌をプレゼントする、という事が流行っていたそうで、そんなある日に酒蔵に立ち寄ったある京都の俳人が短冊に書き残した句をもとに「一乃谷」と命名されました。
その句がこれ↓
「麦屋の酒は一乃谷、くまがいで飲めばいつもよしつね」
この句を理解するにはいくつかの前提知識が必要なのですが…
- 1184年に、源義経が戦った一ノ谷の戦いという有名な合戦があった
- 「一ノ谷の戦い」で一番乗りの功名を上げたのは「熊谷直実」という侍だった
- 俳人が訪ねた当時、越前の国には、「くまがい茶碗」という霜降り図柄の酒盃があり、 人々はその酒盃に酒を注ぎ、立ち飲みを楽しんでいた。
- 当然その俳人も、くまがい茶碗で当時の「麦屋」を飲んだ
この前提情報をベース、さっきの句を笑点の謎かけ風に解説すると…
俳人「さっき飲んで美味かった麦屋の酒とかけまして」
圓楽「説きまして!」
俳人「一乃谷と説きます」
圓楽「ほう、その心は?」
俳人「くまがい(熊谷)で飲めば、いつもよしつね(良し、義経の掛詞)でしょう」
民衆「ドッ!そいつぁ面白え」
圓楽「山田くん、座布団3つ差し上げて!」
個人的にはあんまり上手く言えてないような気もしますがw、そこはご愛嬌。この句から名前をとって以降、「一乃谷」として知られていく事になります。
合戦があった「一ノ谷」は現在でいうと神戸のあたり、なぜ福井県の酒蔵である宇野酒造場が造るお酒の名前が「一乃谷」なのか?の謎はこんな謎かけにありました。
宇野酒造場、品質へのこだわり

米へのこだわり
20年前、当時まだ福井県では大吟醸を造っている酒蔵自体が少ない頃、入手するのが非常に困難であった酒米の王様「山田錦」に惚れ込み、「この米なくして旨い酒は造れない」と独自ルートでの取引を開始した。
また精米歩合に関しても、福井県で初めて、山田錦35%を始めた酒蔵でもある。
能登杜氏の採用
これまた福井県で初めて能登杜氏を採用。毎年酒造りのシーズンが始まる前には能登に蔵元御自ら赴き、その年の酒造りの方針を打ち合わせしているとか。
設備の充実
これまた福井県で初めて蔵を木造から鉄筋に建て替えたのも宇野酒造場。先代の蔵元から設備には投資を惜しまず、昭和初期には全蔵を建て替え、機械設備を充実させていき、現蔵元の代では平成八年、完全冷房蔵に改築している。
こだわりと熟練と投資の結果…

一乃谷のお酒はそのファンの裾野をどんどんと広げています。特に一乃谷を代表する商品である「限定大吟醸 二十代目 仁兵衛」は精米歩合35%でその評価は極めて高く、新酒鑑評会金賞は平成17年以来毎年受賞、平成27年度に関しては…
- 全国新酒鑑評会金賞
- 金沢国税局酒類鑑評会 吟醸の部 金賞
- 金沢国税局酒類鑑評会 金沢酵母の部 金賞
- 能登杜氏自醸清酒品評会 石川県知事賞
を併せて受賞し、なんと4冠達成してしまいました。
そんな『一乃谷』商品はSAKEOH酒逢でご購入頂けます

通販サイトでご購入可能です
一乃谷の商品はこちらでチェックする事ができます。
もちろん店舗でも!店舗では試飲も可能です
東京都葛飾区金町にあるSAKEOH酒逢では、無料で試飲をすることができます。試飲をして選ぶので、万が一にもイマイチなお酒を買ってしまうようなことはありません。
試飲イベントも頻繁に開催しております。ぜひ遊びに来て下さい。
2015年11月28日(土)『一乃谷』醸造元・宇野酒造場蔵元 宇野信裕氏にいらして頂きます!
という事で、「SAKEOH PREMIUM Vol.10 『一乃谷』醸造元・宇野酒造場」の開催は10月28日(土)の18:00〜です。詳細は告知記事をご参照下さい。日本酒通な方も、日本酒ビギナーの方も満足できる内容になっておりますので、皆様振るってのご参加をお待ちしております!
それでは!



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